老年内科
高齢者の身体と生活を
総合的に診療します
年齢を重ねると、一つの病気だけではなく、複数の病気や身体の変化が同時に起こることが多くなります。老年内科では、病気だけでなく、生活機能やご家族の状況も含めて診療します。

このようなことをご相談ください
・複数の病気をまとめて診てほしい
・薬の種類が増えている
・もの忘れが気になる
・転倒や筋力低下が心配
・食欲や体重が落ちてきた
・通院がだんだん難しくなっている
老年内科とは
高齢者に特有の問題に取り組む診療科です
複数の持病の治療について優先順位を整理し、病気の治療と生活の維持を両立できるよう、一人ひとりに合った方針を考えます。
高齢の方に多いさまざまな問題に対応します
複数の病気
高血圧、糖尿病、腎臓病、心臓病、呼吸器疾患、骨粗鬆症など、複数の病気をまとめて考えます。
もの忘れ・認知機能低下
同じことを繰り返し聞く、薬の管理が難しくなった、日付を間違えるなどの変化を評価します。
転倒・骨折
転倒リスク、筋力低下、骨粗鬆症などを確認し、将来の骨折予防につなげます。
食欲低下・体重減少
病気、薬、認知機能、歯や飲み込み、生活環境など、さまざまな原因を考えます。
お薬について
薬が多くなっていないか確認します
複数の医療機関で処方を受けると、薬の種類が増え、飲み合わせや副作用の確認が必要になることがあります。
薬の影響で起こることがあります
・ふらつき・転倒
・眠気・だるさ
・もの忘れ・せん妄
・食欲低下
・便秘
老年内科では、現在服用している薬を一覧にして、「本当に今も必要か」「副作用が出ていないか」を確認します。必要な薬を自己判断で中止するのではなく、病状 を確認しながら調整します。
受診時には、お薬手帳をお持ちください。
生活環境とご家族の支援
病気だけでなく、日々の生活も確認します
高齢の方の診療では、歩行や記憶などの機能に加え、生活環境の把握も大切です。お一人暮らしか、近くにお子さんがいるか、同居のご家族がいるかなどを確認します。
日常生活でできることや周囲の支援の状況によって、治療方針や使用するお薬が変わることもあります。一人ひとりの暮らしに合った診療を考えます。
高齢者総合機能評価
意欲や認知機能、歩行・移動などを総合的に確認し、日常生活でできることや必要な支援を考えます。
意欲
認知機能
歩行・移動
入浴
排泄
買い物・交通
栄養状態
気分・こころ
一緒に治療方針を考えます
大切にしていることは、人それぞれです
同じ病気、同じ年齢であっても、どのような治療を希望するかは患者さんによって異なります。
積極的に治療したい
必要に応じて検査や専門医療、入院治療なども含めて方針を一緒に考えます。
生活への負担を減らしたい
検査や治療による負担を考えながら、今の生活を大切にする治療方針を検討します。
どちらが正しいということではありません。ご本人にとって納得できる方針を、患者さん・ご家族と一緒に考えます。
これからの医療について
将来のことを相談することもできます
年齢や病状によっては、将来どのような医療やケアを希望するかについて、少しずつ話し合っておくことも大切です。
「もし自分で意思を伝えられなくなったらどうしたいか」「どこまで治療を希望するか」「自宅で過ごしたいか」といったことをご本人、ご家族、医療者で話し合います。
一度決めたことを変えてはいけないわけではありません。病状やお気持ちの変化に応じて、何度でも見直すことができます。
外来から訪問診療まで継続して対応します
元気な間は外来で診療し、病気や加齢によって通院が難しくなった場合には、訪問診療へ移行することもできます。
外来、在宅医療、必要に応じた入院医療を、地域の病院や介護サービスと連携しながらつなげていきます。
